考察

就労定着支援事業スタートに纏わる考察と提案(ベーシックインカム)☆ 6 最終回

やっほー。利根小次郎だよ。
さてさて、色々と長々と書いてきましたが、ここでまとめます。

障害者雇用の問題点とはいったいなんだろうか?

色々と話してきましたが、おそらくダブルスタンダードになってしまっている点であると思います。
これを一つにしようという提案ではありません。
あえてトリプルスタンダードにしてやろうと思うのです。

勤労の義務、労働の美徳化

障害を持っていても働ける世の中になるべき、という考え方が何に根ざすのか?

その一つが、労働は美徳という考え方。高度経済成長期から資本主義の名の下に私たちに染みついた価値観が成熟国家になりかけている今でも続いているのです。
俗に言う「働かざる者食うべからず」というそれです。
資本主義はもちろん賛成ですが、やはり富の集中はあり、持っている者が、さらに富むことが多いでしょう。

労働力になれていない場合がある。

そして、このたびの、省庁による障害者雇用率水増し問題に象徴されるように、労働力として期待されていないことがもう一つの問題にあがります。
罰則のある企業では障害者雇用は進んでいましたが、結局、誰も裁かれない省庁はいない障害者をいたことにしました。もちろん、私も思うところはありますが、攻めるだけでは仕方がないので、なぜそれが起きてしまったのかを考えた結果、労働力として期待されていない、といった乱暴な言葉浮かび上がりました。
働ける障害者はたくさんいます。それと同時に働くことが難しい障害者、そして、その間の方たちが今、一番大変なのでしょう。彼らが一生懸命働いても、会社が「働かしてあげている」「働かせないと罰則がある」なんてことになってしまっているのです。

つまり

簡単に言うと、資本主義と福祉国家がぶつかりあっているのではないでしょうか?

そこで、私が提案するのが、資本主義+福祉国家+ベーシックインカム。

現在の社会制度にベーシックインカムが組み込まれることにより、働き方が変わると思います。
すると、障害者雇用もハードルが下がり、いろいろな生き方が選択できると思います。
働くことより、生活をすること、を意識した生き方ができるのではないでしょうか?
本当やりたくて、向いている仕事につける確約なんかはいつの時代もありましたが、少しでも探す時間が増えるのではないでしょうか?

今後の国際情勢を鑑みて、生産性をあげること、企業を強くすること、そして、経済的に豊かになることは必須です。AIやロボットが色々な仕事を取って代わることを考えると、ここで、働き方そのものを変えて行かなければなりません。

逆説的ですが、仕事を自己実現のためにすることが大切なのだと思います。

最後に

まあ、実際は、ベーシックインカムが導入されることはないと思います。
高齢者が得しない制度では、政治家に票が入らないですからね。

なので、私たちは今後も、障害者雇用の中で、会社も当事者も困らないように間に入るのです。
難しいことばかりですが、頑張っていきます。
就労定着支援事業は良い制度だと現場では思っていると思います。
しかし、この制度を本当によくするには私たちの仕事の成果で見せるしかありません。報酬単価があげざるを得ないくらい、同じ仕事をしている方たちと一緒に努力していきます。

おあとがよろしいようで。
あー長くてうまくいかなかった。

次は、よく支援学校の保護者に聞かれる学生時代に身につけてほしいこと、をテーマにする予定です。
こうご期待!

世界が少しでもよくなりますように。
利根小次郎

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