考察

☆就労定着支援事業スタートに纏わる考察と提案(ベーシックインカム)☆ 1


世界が少しでもよくなりますように。
利根小次郎です。

就労定着支援について

さて、障害者を取り巻く就労の問題で昨今(実はかなり昔から)声があがるのは、就労定着率だと思います。
調査機関によって数字が変わるのですが、障害を持った方の1年後の就労定着率はおおよそ30%から50%といったところが妥当ではないでしょうか?
ただし、支援学校から新卒で入社した方、就労移行支援事業所を経て就職した方、就労支援センター等の機関に相談、登録して就職した方、ご自分一人で就職した方、様々な状況で数字にかなり開きがあると思います。また、障害種別によってもパーセンテージは違うでしょう。

現場の感覚

働いている中での肌感覚としては「障害者の就労の定着はきわめて難しい」と言わざるを得ません。これは離職した方のみの話ではなく、現在、継続して働いている方の支援中もいつも試行錯誤をして、なんとか継続していることが多いです。
実際は、障害者だから、だけでなく、それにプラスして本人の性格、家庭環境、社会経験の少なさ、が非常に関わってきています。

そもそも仕事って?

さて、じつはこの記事は障害福祉の話のようで、障害福祉の話ではありません。
社会のあり方の今後はどうなっていくのか、そして、現状の考え方がすべてではないのではないか? という話になります。
国民の三大義務に勤労は入っています。
たとえば就労支援センターや、就労移行支援事業所は働きたいと思っている障害者が対象になります。
なので、支援者からすれば、働きたい、と自分から来たはずなのだから、もう少しやる気を出してほしい、といった思いにとらわれがちだと思います。
ただ、実際はどうでしょうか?
本当の意味で働きたい人って実は意外と少なくはないでしょうか?
インテーク、アセスメントでよく出てくる 本当のニーズ の話に似ています。
なんだか日本社会は(日本社会に限った話ではないが)仕事は義務であり、強要されてやるものだとの意識が高いでしょう。

これから、かなりかみ砕いて書きますね。

つまり、現在、働きたいと思っている障害者は、働かなければいけないと思っている障害者なのかもしれず、さらに健常者もほとんどの人がその心理で働いているのだと思います。
かくいう私もそうであるし、もう30代半ばなので、それが当然であり疑問も抱かなくなってきています。
経営者などは比較的楽しそうに仕事をしているように見えます。彼らはきっと、働かなければならないと思っている労働者に賃金を対価に労働を強いることを前提として会社を運営しています。しかし、最近は労働基準法も厳しくなり、人を雇う経営者もそこまで楽しそうには見えません。お金を払って雇っている人に文句を言われるって想像すると、かなり嫌なことも多いだろうと思います。
(大学生のころ、教育ってサラリーマン養成工場だなーなんて思って腐っていましたねー)
ただ、インターネットが発達して以降、一人でも成功できる時代になりました。
たとえばホリエモンやひろゆき、さらには話題のユーチューバーなど、楽しそうに仕事をしているし、彼らが共通して話すのは、嫌なら仕事なんて辞めればいい、空気を読むな、そして、仕事は熱中して楽しむものだ、と話しています。

このあたりに障害者雇用に纏わる就労定着率の課題解決のヒントが隠されているのではないか? と思いました。

次回予告

さて、前置きが長くなりましたが、次回、私から提案するのは、この就労定着率の低さ、困難さを鑑みて、実際は難しいのは承知ですが、障害者の雇用問題の解決のためにベーシックインカムが有効ではないか? と提案したいと思います。
効果的な代案ではなく、考え方の話です。
次回の記事のみになりますが、私は意識高い系福祉施設施設長です笑